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掌の官能小説
第25章 夏の日の想い
翌朝、往診の前にルミの家に寄り犬の様子を診に行った。
キャンバスの下絵にこの犬が描かれていた。
暖炉の前に横たわる…幸せそうな顔をし、後ろ脚が1本無い犬だ。
「ね、せんせ。この子の名前何がいいかしら。お迎えが来るまでの呼び名だけど…」
「ん〜男の子の名前かぁ。」
「せんせ、下の名前は?」
「俺?俺は…ゴイチ」
「ゴイチ?わあ、素敵な名前…あなたもゴイチね。ふふふ。なんだかせんせにも、この子にもピッタリな名前」
「え?俺と同じ名前?」
「そうよ。恩人の名前。」
「んん、まぁ、いいか。ゴイチ、今日も頑張るんだぞ。」
俺は朝から笑いながらバイクに乗り往診に出かけた。
往診への道のりは、ルミの事で頭がいっぱいになっていた。
キャンバスの下絵にこの犬が描かれていた。
暖炉の前に横たわる…幸せそうな顔をし、後ろ脚が1本無い犬だ。
「ね、せんせ。この子の名前何がいいかしら。お迎えが来るまでの呼び名だけど…」
「ん〜男の子の名前かぁ。」
「せんせ、下の名前は?」
「俺?俺は…ゴイチ」
「ゴイチ?わあ、素敵な名前…あなたもゴイチね。ふふふ。なんだかせんせにも、この子にもピッタリな名前」
「え?俺と同じ名前?」
「そうよ。恩人の名前。」
「んん、まぁ、いいか。ゴイチ、今日も頑張るんだぞ。」
俺は朝から笑いながらバイクに乗り往診に出かけた。
往診への道のりは、ルミの事で頭がいっぱいになっていた。