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掌の官能小説
第25章 夏の日の想い
雷が激しく鳴り響きだした。
雨がポツポツと音を立てて落ち始めた。
「洗濯物、セーフだったな。」
外を見ると、隣のルミが雨の中しゃがみ込んでいる。
「どうしたのか?」
よく見ると犬のゴイチが庭先で動かなくなっているようで、どうにか抱き抱えようとしているようだ。
俺は家を出て、彼女とゴイチの傍に行くと
ゴイチは雷が怖く動けなくなっていた。
「せんせ、ゴイチが雷の音に驚いてそこのテラスから飛び出したの。
脚が動かないのに、3本脚で…もう、わたし…びっくりして…家に入れたいのに、体を硬直させてなかなか抱っこできないの。何を言っても動かないし…」
彼女は大粒の雨に打たれびしょ濡れだった。
「ゴイチ、怖くないから…おいで…」
優しくゴイチに話している。
俺はサッとゴイチのアタマを撫でてから
「さ、いくぞ。」
そう言って抱き上げた。
「せんせっ、ありがとう。」
彼女は慌てて家に上がりふかふかのバスタオルを何枚も持ってきて、ゴイチを包んだ。
そして、ラグの上に置いたゴイチの身体を拭いている。
雨がポツポツと音を立てて落ち始めた。
「洗濯物、セーフだったな。」
外を見ると、隣のルミが雨の中しゃがみ込んでいる。
「どうしたのか?」
よく見ると犬のゴイチが庭先で動かなくなっているようで、どうにか抱き抱えようとしているようだ。
俺は家を出て、彼女とゴイチの傍に行くと
ゴイチは雷が怖く動けなくなっていた。
「せんせ、ゴイチが雷の音に驚いてそこのテラスから飛び出したの。
脚が動かないのに、3本脚で…もう、わたし…びっくりして…家に入れたいのに、体を硬直させてなかなか抱っこできないの。何を言っても動かないし…」
彼女は大粒の雨に打たれびしょ濡れだった。
「ゴイチ、怖くないから…おいで…」
優しくゴイチに話している。
俺はサッとゴイチのアタマを撫でてから
「さ、いくぞ。」
そう言って抱き上げた。
「せんせっ、ありがとう。」
彼女は慌てて家に上がりふかふかのバスタオルを何枚も持ってきて、ゴイチを包んだ。
そして、ラグの上に置いたゴイチの身体を拭いている。