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掌の官能小説
第4章 LADY&LADY
一旦部屋に戻り、服や下着を置き宴会場に向かった。
大広間に沢山の料理が運ばれていて、既に係長や課長は席に座っていた。
「課長、早いですよ。」
佳奈さんは課長に笑いながら言った。
「あ、あ、待ちきれなくて。なんだ、もう風呂に入ったのか〜」
「気持ちのいいお風呂でしたよ。」
「そうか、そうか、宴会後に行こうかな?佳奈ちゃんも一緒にな。はははっ」
「課長ったら。」
佳奈さんは笑いながら、席に座った。
本来ならセクハラならのに、佳奈さんは心の広い人だと思った。
佳奈さんの隣に私は座った。
他に社員も来始め。部長が来て、社長も来た。
社長の、話しが終わり、常務の乾杯の音頭で宴会が始まった。
社員旅行代は会社が持ってくれ、業績のいい我が社は北陸で高級旅館に宿泊していた。
女将の挨拶も終わり、皆酔いも回ってき始めていた。
私はあまりお酒に強くはなくて、すぐに酔いが回ってしまっていた。
佳奈さんは、社長や部長にお酌をして回り、セクハラ発言もうまくかわしていた。
私は佳奈さんって凄い人だなぁと思いながら、料理とお酒をたのしんでいた。
佳奈さんが席に戻ってくると
「私もお酌に廻った方がいいですか?」
と尋ねると
「里穂ちゃんが行ったら…セクハラの嵐に合うわよ…」
そう言い、私の空のお猪口に日本酒を入れた。
気配りも出来て心が広い、仕事もテキパキとこなし、すっごい美人…
出身大学は一流なのに、何故この会社にいるのか分からなかった。
「佳奈さんは、どうしてこの会社に来たんですか?」
「ん?あ…楽しそうな会社だからよ。将来性もあるしね。里穂ちゃんは?」
「私は…」
就職試験に落ちまくり、コネのコネでやっと入れて貰った会社だと、私は言えなかった。
「私は…私を入れてくれる会社なら…と思って…」
うまいことは言えなかった。
佳奈さんは笑って、日本酒を入れたお猪口に口をつけた。
私も日本酒を飲んだ。
口の中に日本酒の香りが広がり、身体に日本酒の香りが広がっていく感覚がした。
「里穂ちゃん、大丈夫?真っ赤よ?」
「はい。多分…」
私は胸元まで真っ赤になっていた。
佳奈さんは、スッと立ち上がりグラスに水を持ってきてくれた。
私は脱衣所での出来事を思い出した。
大広間に沢山の料理が運ばれていて、既に係長や課長は席に座っていた。
「課長、早いですよ。」
佳奈さんは課長に笑いながら言った。
「あ、あ、待ちきれなくて。なんだ、もう風呂に入ったのか〜」
「気持ちのいいお風呂でしたよ。」
「そうか、そうか、宴会後に行こうかな?佳奈ちゃんも一緒にな。はははっ」
「課長ったら。」
佳奈さんは笑いながら、席に座った。
本来ならセクハラならのに、佳奈さんは心の広い人だと思った。
佳奈さんの隣に私は座った。
他に社員も来始め。部長が来て、社長も来た。
社長の、話しが終わり、常務の乾杯の音頭で宴会が始まった。
社員旅行代は会社が持ってくれ、業績のいい我が社は北陸で高級旅館に宿泊していた。
女将の挨拶も終わり、皆酔いも回ってき始めていた。
私はあまりお酒に強くはなくて、すぐに酔いが回ってしまっていた。
佳奈さんは、社長や部長にお酌をして回り、セクハラ発言もうまくかわしていた。
私は佳奈さんって凄い人だなぁと思いながら、料理とお酒をたのしんでいた。
佳奈さんが席に戻ってくると
「私もお酌に廻った方がいいですか?」
と尋ねると
「里穂ちゃんが行ったら…セクハラの嵐に合うわよ…」
そう言い、私の空のお猪口に日本酒を入れた。
気配りも出来て心が広い、仕事もテキパキとこなし、すっごい美人…
出身大学は一流なのに、何故この会社にいるのか分からなかった。
「佳奈さんは、どうしてこの会社に来たんですか?」
「ん?あ…楽しそうな会社だからよ。将来性もあるしね。里穂ちゃんは?」
「私は…」
就職試験に落ちまくり、コネのコネでやっと入れて貰った会社だと、私は言えなかった。
「私は…私を入れてくれる会社なら…と思って…」
うまいことは言えなかった。
佳奈さんは笑って、日本酒を入れたお猪口に口をつけた。
私も日本酒を飲んだ。
口の中に日本酒の香りが広がり、身体に日本酒の香りが広がっていく感覚がした。
「里穂ちゃん、大丈夫?真っ赤よ?」
「はい。多分…」
私は胸元まで真っ赤になっていた。
佳奈さんは、スッと立ち上がりグラスに水を持ってきてくれた。
私は脱衣所での出来事を思い出した。