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掌の官能小説
第26章 どちらにしようかな…
ヒロキと会う度に、セックスをしていた。
ヒロキのペニス無しでは生きていけないような気さえしていた。

「はるか…付き合う前と雰囲気が全然違うよな。」

[はるか]と呼ばれるのは凄く嫌だった。

「ねぇ、私のこと他の名前で呼んで欲しいの。」

「はるかは、はるか…じゃダメ?」

「ヒロキだけの呼び方が…いいの。」

「何がいいかな…」

「ミィがいい。」

「ミィ?何故、ミィ?」

「ヒロキとセックスするとき、私…ミィミィ言うでしょ?」

「あ、そうか。ミィミィ言ってアンアンになって、ヒャンヒャン…だな。」

「いやぁん。そんな…」

「じゃあ、ミィ…で。」


本当はみはるのミィ

これではるかから逃れ、ヒロキはみはるのものになった気がした。


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