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掌の官能小説
第29章 マイ
僕はマイの姿を目で追った。
やっぱりマイじゃないか。
何故違うと言ったのか。
僕に仕事先を知られたくなかっただけだったのか。
僕はマイに会う為に部屋に行った。
しかし、1時間待っても2時間待ってもマイは現れなかった。
今日、会いたいと連絡したが、既読にはなっていない。
「明日、会いたい」
僕はマイに再度連絡をした。
翌日僕は、マイと会った公園の近くの幼稚園に向かった。
この幼稚園のHPにマイの顔写真が出ていたので、絶対にマイだと確信した。
幼稚園の出入り口の近くで僕は待った。
側から見たら変質者だったと思う。それでも僕はマイが出てくるのを待った。
幼稚園から会っていた部屋までの時間を計算し、だいたいの終業時刻を考えて待っていたので、短い待ち時間でマイが幼稚園から出てきた。
僕の心臓はドキドキと音をたてだした。そしてマイの歩く方向に向かった。
連絡した文は既読にはなっていない。
僕は早足でマイに近付き
「マイ」
と声を掛けた。
マイは振り向くと驚いた表情をし
「ど…どうしたの?」
と立ち止まった。
「連絡したんだけど、返事が無いから。」
「え?連絡?」
慌ててマイはスマホを取り出し、確認した。
「あ、ごめんなさい。気付かなかくて。」
「今から時間空いてる?」
「ん。少しなら…」
「そうか。」
僕はマイの手を取った。
やっぱりマイじゃないか。
何故違うと言ったのか。
僕に仕事先を知られたくなかっただけだったのか。
僕はマイに会う為に部屋に行った。
しかし、1時間待っても2時間待ってもマイは現れなかった。
今日、会いたいと連絡したが、既読にはなっていない。
「明日、会いたい」
僕はマイに再度連絡をした。
翌日僕は、マイと会った公園の近くの幼稚園に向かった。
この幼稚園のHPにマイの顔写真が出ていたので、絶対にマイだと確信した。
幼稚園の出入り口の近くで僕は待った。
側から見たら変質者だったと思う。それでも僕はマイが出てくるのを待った。
幼稚園から会っていた部屋までの時間を計算し、だいたいの終業時刻を考えて待っていたので、短い待ち時間でマイが幼稚園から出てきた。
僕の心臓はドキドキと音をたてだした。そしてマイの歩く方向に向かった。
連絡した文は既読にはなっていない。
僕は早足でマイに近付き
「マイ」
と声を掛けた。
マイは振り向くと驚いた表情をし
「ど…どうしたの?」
と立ち止まった。
「連絡したんだけど、返事が無いから。」
「え?連絡?」
慌ててマイはスマホを取り出し、確認した。
「あ、ごめんなさい。気付かなかくて。」
「今から時間空いてる?」
「ん。少しなら…」
「そうか。」
僕はマイの手を取った。