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掌の官能小説
第29章 マイ
「連絡が長い間来なかったから、もう終わりかなって思って。」
「ごめん。僕が自分の事しか考えられなかったから。」
「うんん。私が嘘をついたから…よね。」
「違う。そうじゃない。自分が分からなくて。」
「同じよ。私も自分が分からなくて戸惑ってたの。前に公園で会った時から、何か気持ちがグチャグチャしてしまって。」
「僕も」
「ユウは、恋人いるでしょ?だから嘘をついてしまったと思う。よく分からないでしょ?私もよく分からないの。」
「恋人いるって…知ってたの?」
「分かるわよ。でも以前は平気だったの。浮気じゃないって、ただセックスをするだけだから…って。でも…だんだんそれが辛くなってきてしまって。そんな気持ちがユウに分かってしまって、もう会わなくなったのかなって。」
「ごめん。恋人はいる。大切な恋人で…でも僕は僕しか愛していなかったし自分の事が一番大切だったんだと気付いたんだ。だから…でも、マイと会わなくなって、マイを忘れるかと思ったけど…」
僕はマイの手を引き、近くのホテルに入った。
「ごめん。僕が自分の事しか考えられなかったから。」
「うんん。私が嘘をついたから…よね。」
「違う。そうじゃない。自分が分からなくて。」
「同じよ。私も自分が分からなくて戸惑ってたの。前に公園で会った時から、何か気持ちがグチャグチャしてしまって。」
「僕も」
「ユウは、恋人いるでしょ?だから嘘をついてしまったと思う。よく分からないでしょ?私もよく分からないの。」
「恋人いるって…知ってたの?」
「分かるわよ。でも以前は平気だったの。浮気じゃないって、ただセックスをするだけだから…って。でも…だんだんそれが辛くなってきてしまって。そんな気持ちがユウに分かってしまって、もう会わなくなったのかなって。」
「ごめん。恋人はいる。大切な恋人で…でも僕は僕しか愛していなかったし自分の事が一番大切だったんだと気付いたんだ。だから…でも、マイと会わなくなって、マイを忘れるかと思ったけど…」
僕はマイの手を引き、近くのホテルに入った。