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掌の官能小説
第5章 あの日にかえりたい

「その笑いはなんだ?」
俊輔は私に焼き魚を取り分けてくれながら言った。
「焼き魚を取るの、相変わらずうまいわね。」
私は魚を箸で取ろうとすると、
「言ったら食べていい…」
「え?ずるい。自分は言わないのに。」
「食べなければいいだけだよ。」
俊輔はニヤニヤしなが言った。
「俊輔が好きだったから、シャープペンを取ったの。お守りにしていたの。」
私は一気に言い、焼き魚を箸に挟んだ。
「ん〜、美味しい!」
鯵の開きは脂がのっていて美味しかった。
「俺も…俺も好きだったから…」
私は箸に挟んだ魚を落としそうになった。
「早く言ってくれたら良かったのに。」
「季子こそ、もっと早く言えよ。」
イマモ、スキナンダケド…
私は心の中で叫んだ。
私は、自分のやるせない気持ちをぶつけるように
いつも以上に俊輔にくっついた。
俊輔はいつも以上に優しく、いつも以上に飲んだ。
店を出ると、小雨が降っていた。
傘は無かったが、7月の雨、夜中に二人で駅まで歩いた。
小雨だが、やはりかなり濡れていた。
酔っていたので二人は楽しく笑ながら歩いていた。
車が走り寄ってきた時に、私を車道から引き寄せた。
「酔っ払い、危ないよ。さぁ、手を繋いで!」
俊輔は私を抱き締めた。
そして私を見つめ優しくキスをした。
俊輔のキスはぎこちなかった。
キス慣れしていないんだろう…
歩きながら、何度かも何度もキスをした。
二人ともずぶ濡れになり…
「服乾かしていく?」
遠くに見えるラブホテルの看板を見ながら俊輔は言った。
私は首を振った。
ただ、セックスをしたいだけ?
酔った勢い?
私は好きだから?
俊輔の心が分からなかった。
俊輔には彼女がいたし…
私には彼氏がいたからだ。
俊輔は私に焼き魚を取り分けてくれながら言った。
「焼き魚を取るの、相変わらずうまいわね。」
私は魚を箸で取ろうとすると、
「言ったら食べていい…」
「え?ずるい。自分は言わないのに。」
「食べなければいいだけだよ。」
俊輔はニヤニヤしなが言った。
「俊輔が好きだったから、シャープペンを取ったの。お守りにしていたの。」
私は一気に言い、焼き魚を箸に挟んだ。
「ん〜、美味しい!」
鯵の開きは脂がのっていて美味しかった。
「俺も…俺も好きだったから…」
私は箸に挟んだ魚を落としそうになった。
「早く言ってくれたら良かったのに。」
「季子こそ、もっと早く言えよ。」
イマモ、スキナンダケド…
私は心の中で叫んだ。
私は、自分のやるせない気持ちをぶつけるように
いつも以上に俊輔にくっついた。
俊輔はいつも以上に優しく、いつも以上に飲んだ。
店を出ると、小雨が降っていた。
傘は無かったが、7月の雨、夜中に二人で駅まで歩いた。
小雨だが、やはりかなり濡れていた。
酔っていたので二人は楽しく笑ながら歩いていた。
車が走り寄ってきた時に、私を車道から引き寄せた。
「酔っ払い、危ないよ。さぁ、手を繋いで!」
俊輔は私を抱き締めた。
そして私を見つめ優しくキスをした。
俊輔のキスはぎこちなかった。
キス慣れしていないんだろう…
歩きながら、何度かも何度もキスをした。
二人ともずぶ濡れになり…
「服乾かしていく?」
遠くに見えるラブホテルの看板を見ながら俊輔は言った。
私は首を振った。
ただ、セックスをしたいだけ?
酔った勢い?
私は好きだから?
俊輔の心が分からなかった。
俊輔には彼女がいたし…
私には彼氏がいたからだ。

