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掌の官能小説
第5章 あの日にかえりたい
何度か二人きりで会い、何度もキスをした。
回を追うごとに激しいキスになっていた。

でも、俊輔からは
「季子が好き」
という言葉は無かったのだった。

私は、このままこの二股…まではいかないでも
モヤモヤな関係が嫌で…

「もう二人きりで会わない。」

そう言って彼に言ってしまった。


それからは、何人かの友達と一緒に会うだけになり

私の結婚式の時に私に会いに来てくれた。
寂しそうな目をした俊輔を私は笑顔でお辞儀をした。

それから私は何度も彼の夢を見て…
泣きそうになりながら目が覚めていた。

会いたくても会えない…
現実にも夢の中でも…

たまに
ごくたまに俊輔と会えて、ハグをして貰える夢を見た。

そんな幸せな夢を見た日は
心が温かく、切なく、あの日の事を思い返していた。

不幸な結婚をした訳では無く
夫以上に長い時間一緒にいた過去と
淡い恋の思い出が切なすぎていたのかもしれない。

1日に一度は俊輔を思い出して
「元気でいるかな…」って懐かしくなっていた。


結婚して15年…
私の実家の近くに住んでいた俊輔は、私の父が亡くなり通夜に来てくれたのだった。

俊輔がお焼香を済ませ、帰ろうとしている時に
私はそっと席を外し、俊輔に近付いた。

私は懐かしさでいっぱいだったが堪えて、お礼を言った。

俊輔は私に名刺をくれた。
手書きで携帯電話番号とメールアドレスが書かれていた。

お客様が多く弔問にきてくれていたので
私は俊輔に「ありがとう」と言い、弔問客に挨拶に回った。


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