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掌の官能小説
第9章 Sexual slavery
俺は果穂の出ているアニメを観るように女に指示をした

女に着るものを渡してから、テレビのスイッチを入れた
そして『果穂になれ』と言い渡しトレーニングルームに入った

俺はいつもは無になりトレーニングをしていたが、今日はあの女をどうしようか考えながらベンチプレスをしていた

最後にセックスしたのはいつだったか…

付き合いで合コンに行き、やたらボディタッチをしてきた女を
ホテルに誘い…

相手が望んだからしてやったんだった…

相手の顔も名前も覚えていない
俺の好みに近い身体をしていたから誘いに乗ってセックスをしてやった

やたらと俺の股間を触り、しゃぶりついた女だった

こんな下品な女は勿論一度きりで二度と会ってはいない



女に見せているアニメは
1話目で、果穂が主人の所にやってきた日
1日の仕事が終わると部屋でオナニーをする場面で
主人はドアの隙間から見ている…というものだった

オナニーをしている果穂は可愛くて思い出すだけで
俺の股間は硬くなってしまうのだった

果穂のトロンとした目…
口から可愛い喘ぎ声が洩れ…
「ご主人様…」と呟く

堪らなくなった主人が部屋に入ると
恥ずかしそうな表情をしている果穂に無表情の主人がいきなりセックスを…

果穂は何度もイキ …


思い出すと俺の股間は
こんなに…

まだトレーニング中

俺は果穂を、脳裏から外しランニングマシーンに乗った

ただ走る事に意識を集中させた

スピード、呼吸、フォーム、心拍数を意識し
いつものペースで1時間走り込んだ


汗だくになり身体を拭きながらリビングに行くと、女は口に手を当てテレビ画面を見つめていた

そして一話が終わると俺はテレビのスイッチを切り、
「こっちに…」

俺は女をバスルームに呼んだ。






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