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BLACK WOLF~調教~
第3章 金色
私に背中を向けて、壁にかかってある機械を何やら物色している。

何かがぶつかるような音やガチャガチャとした無気味な音が聞こえる。

次はどんな拷問が待ってるのか、考えるだけで怖くて体がガタガタと震える、が

中途半端に倒されたリクライニング式の分娩椅子に固定されていて、この位置じゃ黒埼さんが何をしているのかちゃんと見えない。

黒埼さんは私の足下付近で何かをしているのだから。

「黒埼さん…っ!」

不安で、怖くて、思わず黒埼さんの名前を呼んだが黒埼さんは返事すらしてくれない。



…どうしよう。

触れられてもいないのに、外気がソコに触れるだけでくすぐったい。

それに、何をされるかわからない恐怖を感じてるはずなのに

媚薬のせいか心臓がドキドキしてて、触れられてもいないのに、ソコがどれだけ潤ってるのかが伝わって来る。

恥ずかしさと恐怖と、こんな行為で感じてる情けなさ。

黒埼さんを煽るだけだってわかってるのに…。




すると、恐怖に怯える私の耳に黒埼さんの声が聞こえた。







「こんだけ濡れてんだから、ローションはいらねぇな」















「な…」


















私が言葉を発しようとした、その瞬間

















ヴィィィィィィンッ!!















「ひっ━━━━━いやぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!」

下半身に走った脳天まで突き上げるような快感に全身がガクガクと揺れた。

足や腕も、鎖を引きちぎりそうな勢いで…。

素肌に鎖が食い込んで激痛が走っても、そんな事はお構いなしだ。





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