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第8章 引き返せない
「ふっ…、あっああ…っ」
「くっ…、締めすぎ…っ」


前田課長の腰が、今まで以上のスピードで動く。
亜沙子はもう力が入らず、何度も体勢を崩しそうになる。

至近距離で鏡に映る、いやらしい自分の姿。
一層の興奮と快感を与え、意識が朦朧とする。

ぬちゃっぬちゃっ
恥ずかしい水音と、
ぱんっぱんっ
激しく打ち付けられる腰。

前田課長の指が、亜沙子の腰に回り、クリトリスを刺激する。
ビリビリと電流が走る。

「ああっ、課長…そんな…」

大きな鏡に映る、ケモノのような2人の姿。
何もかもが映し出されている。


「くっ…水本…そろそろ…っ」
「課長…ああっ、わたしも…」
「うっ…ああっ…」

小さくうめき声をあげ、亜沙子の中にあるモノがビクビクと震える。

2人の熱い呼吸が部屋を満たしている。


後ろから、ふわりと、前田課長の両腕が亜沙子を包む。
亜沙子もくるりと向きを変え、前田課長の背中に手を伸ばす。
さっきまでの荒々しかった前田課長とは大違いだ。
優しく、包み込むような抱擁。

「やっぱりかわいい」
「…もう、かわいいはいいです…」
「仕方ないだろ、本当のことなんだから」

抱き合ったまま、布団ににもぐりこむ。
小さくキスをしたり、見つめ合ったり、笑い合ったり、頭を撫でられたりした。


「このまま一緒にいたいけど」大きく息を吐きながら、前田課長が切り出す。

「月曜だしな、帰らないと」
「…ですね」

もう一度、深くキスをする。
このキスが終われば、布団を出て、服を着て、帰らないといけない。

長い、長いキス。
唇を離すと、前田課長の優しい視線とぶつかる。


「したくなったら、いつでも倉庫室に呼んで」
「……ばか」


亜沙子は覚悟を決めて布団から出た。



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