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第1章 始まった2人
部屋は薄暗いけれど、亜沙子の大切な部分は、しっかりと前田課長に見られている。

息がかかるほどの近い距離。
ぐりぐりとクロッチ部分を食い込ませて、その刺激に亜沙子の腰がもぞもぞと動く。

「ココがいいんだって、昨日教えてくれた」

指が、亜沙子の敏感な突起を捉えた。

「…っ はぁっ…」

ビリビリと電流が走り、亜沙子はシーツを握りしめた。

「水本…気持ちい?」
「かちょ…お…」

前田課長の指は止まらない。
幸福な刺激は絶え間なく亜沙子のそこを満たし、声が大きくなってゆく。

「ああっ、イイ…気持ちいい…課長ぉ……」
シーツを掴む手に力が入る。

「もっと見せて」

前田課長の手がショーツにかかり、一気に足元までおろされた。

「すごい、ぱっくりなってる」

ヒクヒクとしているのが、亜沙子自身にもわかる。
恥ずかしいという気持ちと、早く、もっとという気持ちが交錯する。

「きれいにしてあげる」
「ひゃ…っ、んんっ」

前田課長の舌が、その蜜を掬いあげるように割れ目に沿って這い上がる。

「いやっ、あっ、あああ…っ」

ジュルジュルと音を立てながら、その蜜を舐めとる前田課長の舌。
ザラザラとした感触が、一層亜沙子に快楽を与えた。


ぐいっと両脚を掴まれ、腰を浮かせるようにして持ち上げられる。

「ほら、見て?俺が、水本の舐めてるとこ」
「…いやぁ」

見せつけられるように舐め回され、ジュルジュルと音が聞こえ、視覚と聴覚をも犯される。

「おいしい」

執拗に突起を舐め回され、吸われ、亜沙子の意識はもう飛ばされそうだった。

「あっ…だめ…課長…っ、イキそ…」
「いいよ、イッて」
「ああっ、ん、ああ、イクっ…イクーー」


大きな波に飲み込まれ、亜沙子は果てた。
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