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* 花音’s short story *
第11章 *美羽 × 恒 ~ snow kiss ♡ ~
「なんか美羽嬉しそう。なんで?」
「そう?」
「うん。どして?」
「べつに、なんでもないよ」
……なんとなくシャクだから教えてあげない。
「えーなんで教えてくんないの?」
「さっきのお仕置き」
「え、キスしたこと怒ってる?」
恒が立ち止まる。
「……怒ってはないけど」
「じゃあ今キスしていい?」
「今?」
「今」
「だめ。早く帰るよ」
人通りが少ないとはいえ、誰が見てるかわからない。
私が歩き出すと、恒が少し後ろをついてくる。
「そう?」
「うん。どして?」
「べつに、なんでもないよ」
……なんとなくシャクだから教えてあげない。
「えーなんで教えてくんないの?」
「さっきのお仕置き」
「え、キスしたこと怒ってる?」
恒が立ち止まる。
「……怒ってはないけど」
「じゃあ今キスしていい?」
「今?」
「今」
「だめ。早く帰るよ」
人通りが少ないとはいえ、誰が見てるかわからない。
私が歩き出すと、恒が少し後ろをついてくる。