この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
* 花音’s short story *
第3章 ◆ episode2 ** 原田 唯 × 鈴木 圭吾 編
そして、迎えたクリスマスイブ ──。
会社を出て、買い物をした後、私は圭吾さんの部屋に向かった。
今日も帰りは遅くなるって連絡があった。
年末に向けて、この時期は仕事も忙しくなるし、終業後は取引先や他の課の忘年会に顔を出さなくちゃいけなくて。
だから、食事はいらないだろうけど、念の為野菜たっぷりのスープを作ることにした。これなら明日の朝も食べれるし。
レシピは瀬戸さんに教えてもらったものだから、絶対美味しいはず!
スープなら胃に優しいし、飲み会続きの圭吾さんにも食べて貰えるよね!
私は早速、料理を始めた。
途中、未緒からメールがあった。
圭吾さんが藍沢さんの代わりに取引先の忘年会を引き受けてしまって……イブなのにごめんねっていう内容で。
私も未緒と藍沢さんが喧嘩してるのは気付いてたから、心配してたんだけど……。
ホント………圭吾さんてば、優しいな。
未緒に『連絡ありがとう。藍沢さんと仲直り出来てよかったね♡』と返信した。
そして、日付も変わる頃 ──。
ソファでうとうとしていたら、玄関の方からガタンという音がして目が覚めた。
会社を出て、買い物をした後、私は圭吾さんの部屋に向かった。
今日も帰りは遅くなるって連絡があった。
年末に向けて、この時期は仕事も忙しくなるし、終業後は取引先や他の課の忘年会に顔を出さなくちゃいけなくて。
だから、食事はいらないだろうけど、念の為野菜たっぷりのスープを作ることにした。これなら明日の朝も食べれるし。
レシピは瀬戸さんに教えてもらったものだから、絶対美味しいはず!
スープなら胃に優しいし、飲み会続きの圭吾さんにも食べて貰えるよね!
私は早速、料理を始めた。
途中、未緒からメールがあった。
圭吾さんが藍沢さんの代わりに取引先の忘年会を引き受けてしまって……イブなのにごめんねっていう内容で。
私も未緒と藍沢さんが喧嘩してるのは気付いてたから、心配してたんだけど……。
ホント………圭吾さんてば、優しいな。
未緒に『連絡ありがとう。藍沢さんと仲直り出来てよかったね♡』と返信した。
そして、日付も変わる頃 ──。
ソファでうとうとしていたら、玄関の方からガタンという音がして目が覚めた。