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* 花音’s short story *
第4章 ◆ episode3 ** 藤枝 美羽 × 結城 恒 編
「結城くんのお陰で早く終わったよ」
「まだ帰れなさそう?」
「ううん。今日はこれで終わり。結城くんは?」
「俺はもう少しかな」
彼女の手を引いて、ぎゅっとその身体を抱き締める。
「………っ!////」
「少しだけ」
………身体、少し冷えちゃってるな。
「結城くん……人来るかも……」
「うん」
………わかってるけど離したくない。
美羽さんはそっと俺の背中に手を回した。
「私……先に帰ってご飯の準備するね」
「いいよ。美羽さんも疲れてるんだし、瀬戸さんのお店行こうよ。なるべく早く仕事終わらせるから、先に行ってて?」
チュッとおでこにキスを落とす。
「……わかった」
頬を染める彼女が可愛くて……。
抑えきれなくて、唇を塞いだ。
どんどん深くなるキスに始めは戸惑っていた彼女も応えてくれる。
「………はぁっ」
唇を離すと、彼女から吐息が漏れた。
── 速攻で仕事終わらせてやる。
すぐにでも彼女を求めてしまいそうになる衝動を俺は辛うじて抑えた。
「まだ帰れなさそう?」
「ううん。今日はこれで終わり。結城くんは?」
「俺はもう少しかな」
彼女の手を引いて、ぎゅっとその身体を抱き締める。
「………っ!////」
「少しだけ」
………身体、少し冷えちゃってるな。
「結城くん……人来るかも……」
「うん」
………わかってるけど離したくない。
美羽さんはそっと俺の背中に手を回した。
「私……先に帰ってご飯の準備するね」
「いいよ。美羽さんも疲れてるんだし、瀬戸さんのお店行こうよ。なるべく早く仕事終わらせるから、先に行ってて?」
チュッとおでこにキスを落とす。
「……わかった」
頬を染める彼女が可愛くて……。
抑えきれなくて、唇を塞いだ。
どんどん深くなるキスに始めは戸惑っていた彼女も応えてくれる。
「………はぁっ」
唇を離すと、彼女から吐息が漏れた。
── 速攻で仕事終わらせてやる。
すぐにでも彼女を求めてしまいそうになる衝動を俺は辛うじて抑えた。