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* 花音’s short story *
第7章 *未緒 × 悠斗 ~ Christmasのその後♡~
今日は仕事納めで、社内で簡単な納会が行われた。
てっきりその流れで、みんなと飲みに行くと思っていたのに………藍沢さんは私にそっと『帰るぞ』と耳打ちした。
そして私の部屋 ──。
「どうぞ」
コーヒーを淹れて、ソファに座る藍沢さんの前にカップを置いた。
隣に座ると、彼が私の左手を取って、薬指をそっと撫でた ──。
「………なんでしてないんだ?」
「………あ………」
私は立ち上がり、チェストの引き出しに仕舞ってあった小箱を取り出した。
そして、テーブルの上にその小箱を置いた。
「だってこれって ” 特別 ” なモノですよね?だから、一度お返しします」
てっきりその流れで、みんなと飲みに行くと思っていたのに………藍沢さんは私にそっと『帰るぞ』と耳打ちした。
そして私の部屋 ──。
「どうぞ」
コーヒーを淹れて、ソファに座る藍沢さんの前にカップを置いた。
隣に座ると、彼が私の左手を取って、薬指をそっと撫でた ──。
「………なんでしてないんだ?」
「………あ………」
私は立ち上がり、チェストの引き出しに仕舞ってあった小箱を取り出した。
そして、テーブルの上にその小箱を置いた。
「だってこれって ” 特別 ” なモノですよね?だから、一度お返しします」