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* 花音’s short story *
第8章 *美月 × 陸 ~ 2人のお正月♡ ~
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「………ってなんで一緒に入るの?///」
狭いバスタブの中。
膝を抱えて小さくなる私の前で、陸は平然とした顔してる。
陸が選んだ入浴剤はお湯が乳白色になるやつだから、浸かってる部分は見えないけど……。
それでも、お風呂に一緒に入るのは初めてで……恥ずかしすぎるよ……。
「だってお前、俺が入ってる間に寝るだろ」
「寝ないよ……っ」
「………イブに爆睡して、朝まで起きなかったのはどこの誰でしたっけ?」
「………………」
………それを言われると、何も言い返せない。
その日は、水族館でデートして、観覧車でキスをして、手を繋いで歩けるっていう夢みたいな1日で。
先にお風呂に入って、ベッドに入ると、幸せな気持ちに包まれて……。
実は緊張と興奮で前日よく眠れなかったから、陸の匂いがするベッドで深い眠りに落ちてしまったんだ ──。
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「………ってなんで一緒に入るの?///」
狭いバスタブの中。
膝を抱えて小さくなる私の前で、陸は平然とした顔してる。
陸が選んだ入浴剤はお湯が乳白色になるやつだから、浸かってる部分は見えないけど……。
それでも、お風呂に一緒に入るのは初めてで……恥ずかしすぎるよ……。
「だってお前、俺が入ってる間に寝るだろ」
「寝ないよ……っ」
「………イブに爆睡して、朝まで起きなかったのはどこの誰でしたっけ?」
「………………」
………それを言われると、何も言い返せない。
その日は、水族館でデートして、観覧車でキスをして、手を繋いで歩けるっていう夢みたいな1日で。
先にお風呂に入って、ベッドに入ると、幸せな気持ちに包まれて……。
実は緊張と興奮で前日よく眠れなかったから、陸の匂いがするベッドで深い眠りに落ちてしまったんだ ──。