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* 花音’s short story *
第2章 ◆ episode1 ** 広瀬 未緒 × 藍沢 悠斗 編
「わっ!」
「ひどーい」と言いながら、頬を膨らませる彼女。
酔っぱらうといつもより子供っぽくなる。
「寒いから布団に入りましょーよ。藍沢さんも早く」
「何、俺で暖とろうとしてんだよ」
寝室のエアコンを入れて、仕方なく俺もベッドに潜り込む。
「あったかい」
俺の胸にすり寄ってくる彼女を抱き締める。
「唯がね、藍沢さんヤキモチ焼いたんだよって。愛されてるねって」
ふふふと嬉しそうに笑う未緒。
………なんだ。それで機嫌よくなったのかよ。
「単純なやつ」
つい心の声が口から出てしまう。
「藍沢さん、そういう私が好きくせに」
なおも楽しそうな彼女。
そーとー酔っぱらってんな。
普段ならこんなこと絶対言わないのに。
「酔ってなきゃな」
「………ホント素直じゃないですね」
未緒はそのまま目を閉じようとする。
「ひどーい」と言いながら、頬を膨らませる彼女。
酔っぱらうといつもより子供っぽくなる。
「寒いから布団に入りましょーよ。藍沢さんも早く」
「何、俺で暖とろうとしてんだよ」
寝室のエアコンを入れて、仕方なく俺もベッドに潜り込む。
「あったかい」
俺の胸にすり寄ってくる彼女を抱き締める。
「唯がね、藍沢さんヤキモチ焼いたんだよって。愛されてるねって」
ふふふと嬉しそうに笑う未緒。
………なんだ。それで機嫌よくなったのかよ。
「単純なやつ」
つい心の声が口から出てしまう。
「藍沢さん、そういう私が好きくせに」
なおも楽しそうな彼女。
そーとー酔っぱらってんな。
普段ならこんなこと絶対言わないのに。
「酔ってなきゃな」
「………ホント素直じゃないですね」
未緒はそのまま目を閉じようとする。