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* 花音’s short story *
第10章 *美羽 × 恒 ~ 2人の熱を分けあって♡ ~
12月28日。仕事納めの朝 ──。
身支度を整えて、そっと部屋のドアを開けた。
「おはよ」
「起こしちゃった?」
「起きてた」
そう言いながら身体を起こす結城くんにそっと近づく。
「調子どう?」
「もう熱も下がってきたし、大丈夫だよ。今日仕事納めだし、俺も……」
「だめ!大人しく寝てなさい!」
……まったく。3日前から39℃以上の熱を出して、寝込んでるっていうのに……。仕事なんてとんでもないよ。
叱られた子供みたいにしゅんとする結城くんが何だか可愛くて、思わず頭を撫でた。
身支度を整えて、そっと部屋のドアを開けた。
「おはよ」
「起こしちゃった?」
「起きてた」
そう言いながら身体を起こす結城くんにそっと近づく。
「調子どう?」
「もう熱も下がってきたし、大丈夫だよ。今日仕事納めだし、俺も……」
「だめ!大人しく寝てなさい!」
……まったく。3日前から39℃以上の熱を出して、寝込んでるっていうのに……。仕事なんてとんでもないよ。
叱られた子供みたいにしゅんとする結城くんが何だか可愛くて、思わず頭を撫でた。