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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
耳へのいたぶりがようやく終わったかと思えば、彼の唇はもう一度首筋へ向かった。
「ん…あぁ…っ」
蠢く動きに、泉夏は淫らな声を放つ。
彼の背に回された両手には、増々力が加えられた。
『彼女に快感を与えている自分』に、秀王は酔い痴れる。
抱き締めて眠るだけで、今夜は満足しなくてはならなかったのに。
恥知らずにもそれだけでは足りなかった。
欲しい気持ちは、もう最初から。
彼女が再び自分に逢いに来てくれた時から。
でもまさか今日の今日で、そんな事は口に出来なかった。
流石に早急過ぎた。
身体が目的なのだと思われたくなかった。
それは断じて違った。
違うのに。
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