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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
普通ならば何か間違いでもない限り、誰にも触れられない場所だ。
そこを彼に弄ばれている事実-なんだか現実味がなく、不思議な感覚だった。
身体は増々昂りつつも、どこか他人事のようにも思えていた。
室内に置かれていた部屋着に着替えても良かったのだが-『着替える』という行為がなんとなく恥ずかしく、ほぼここへ来た時の服装のままでベッドに入っていた。
ホワイトのデニムシャツの中に、突如彼の両手が滑り込んだ。
シャツの下は素肌だったので、泉夏は驚きに身体を震わせる。
短い叫びを放ちそうになったが、口付けられた為、それは実現しなかった。
腹部から徐々に上へ秀王の指が伝い、肌が粟立ってゆく。
やがてそこを覆う下着まで、彼の手は到達した。
泉夏は更に身体を強張らせたが-だがしかし、その膨らみに秀王は僅かに触れただけだった。
緊張が解けつつも、どうしてと思ってしまう正直な自分がいた。
しかしそれは全くの杞憂だった。
彼の両手は彼女の背に回され、ブラジャーのホックを捉えた。
その金具を難なく外され、締め付けから解放された胸へ、直に秀王は忍んだ。
直接包み込むように揉まれ、キスの途中であったが、泉夏は耐え切れずに彼から唇を離してしまう。
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