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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「しないでなんて…いられないに決まってる」
苦笑されるような事を、次々に並び立ててる自分が大嫌いだった。
それでも彼を責めるような戯言を、述べずにはいられなかった。
「してないとしか言いようがないけど、本当にしてない。そんなにはっきり言い切るなんて…泉夏は俺を信用出来ないって事?」
-それは結構、ショックだ。
秀王に耳朶を含まれ、泉夏は無意識のうちに自らの右手の人差し指を口に含んだ。
胸の膨らみは揉みしだかれつつ、彼の親指の腹が突起を転がしている。
その上、耳まで攻められ始め-自分の指を噛み締める事で、同時に与えられる快楽をやり過ごすしかない。
「ん…あぁ…」
唇の端から淫らな啼き声が漏れる。
最早、座ったままの姿勢を維持する事は困難になってくる。
耳から首筋を伝い、鎖骨へ彼の唇が落ちた瞬間。
泉夏の身体は背後に仰け反った。
その身は秀王が支え、完全にベッドの上へ倒された。
苦笑されるような事を、次々に並び立ててる自分が大嫌いだった。
それでも彼を責めるような戯言を、述べずにはいられなかった。
「してないとしか言いようがないけど、本当にしてない。そんなにはっきり言い切るなんて…泉夏は俺を信用出来ないって事?」
-それは結構、ショックだ。
秀王に耳朶を含まれ、泉夏は無意識のうちに自らの右手の人差し指を口に含んだ。
胸の膨らみは揉みしだかれつつ、彼の親指の腹が突起を転がしている。
その上、耳まで攻められ始め-自分の指を噛み締める事で、同時に与えられる快楽をやり過ごすしかない。
「ん…あぁ…」
唇の端から淫らな啼き声が漏れる。
最早、座ったままの姿勢を維持する事は困難になってくる。
耳から首筋を伝い、鎖骨へ彼の唇が落ちた瞬間。
泉夏の身体は背後に仰け反った。
その身は秀王が支え、完全にベッドの上へ倒された。

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