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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「なんで嘘?本当だ」
首筋に温かなものがかかり、ざわざわとした感覚が全身を巡る。
泉夏の乳房の先端が両方尖った。
見計らったかのように秀王の指先が移動し、そこを摘まんだ。
ほんの少しの痛みを感じるか感じないかの絶妙な力加減に、泉夏は喘ぐ。
大きく勃った先端を緩慢に押し潰され、痺れる快感は身体の中心を熱く疼かせる。
「ほんとに…嘘なんて吐かなくていいけれど。でももし、それが本当だとしても…誰かとこういう事は…きっとした」
震える声音で。
それでもどうにか泉夏は核心部分を投げかけた。
一番に知りたかったのは-結局のところそれだった。
過去に誰とどうなろうが、平然と受け止められるおとなになりたいのに。
やっぱり、訊かずにはいられなかった。
いちいちそんな昔の事を気にして-自己嫌悪に陥ってしまう。
でも-知りたい。
首筋に温かなものがかかり、ざわざわとした感覚が全身を巡る。
泉夏の乳房の先端が両方尖った。
見計らったかのように秀王の指先が移動し、そこを摘まんだ。
ほんの少しの痛みを感じるか感じないかの絶妙な力加減に、泉夏は喘ぐ。
大きく勃った先端を緩慢に押し潰され、痺れる快感は身体の中心を熱く疼かせる。
「ほんとに…嘘なんて吐かなくていいけれど。でももし、それが本当だとしても…誰かとこういう事は…きっとした」
震える声音で。
それでもどうにか泉夏は核心部分を投げかけた。
一番に知りたかったのは-結局のところそれだった。
過去に誰とどうなろうが、平然と受け止められるおとなになりたいのに。
やっぱり、訊かずにはいられなかった。
いちいちそんな昔の事を気にして-自己嫌悪に陥ってしまう。
でも-知りたい。

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