この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「へんじ…?」
淫靡な世界に傾きつつある証拠か-泉夏は思考が纏まらない。
「『いなかった』って。『何もなかった』って」
-まだ、言ってもらっていない。
告げた秀王の唇は、またしても彼女を悩ませ始める。
「あっ…んっ」
舌先に弾かれた乳房の先端が悦ぶ。
時折唾液の音を立てながら執拗に攻められて、泉夏の全身は面白いほど快楽に従順になってゆく。
下着を汚すものの量は最早半端なく、そこの入り口に張りついているのが感触で分かった。
大好きなひとが、自分の身体を愛してくれている。
恥ずかしさを感じる暇などなくなっていた。
ただただ嬉しくて。
心地良くて。
身体も、意識も、溶けてしまいそうだった。
何もかもを解放して、全てを彼に預けたかった。
淫靡な世界に傾きつつある証拠か-泉夏は思考が纏まらない。
「『いなかった』って。『何もなかった』って」
-まだ、言ってもらっていない。
告げた秀王の唇は、またしても彼女を悩ませ始める。
「あっ…んっ」
舌先に弾かれた乳房の先端が悦ぶ。
時折唾液の音を立てながら執拗に攻められて、泉夏の全身は面白いほど快楽に従順になってゆく。
下着を汚すものの量は最早半端なく、そこの入り口に張りついているのが感触で分かった。
大好きなひとが、自分の身体を愛してくれている。
恥ずかしさを感じる暇などなくなっていた。
ただただ嬉しくて。
心地良くて。
身体も、意識も、溶けてしまいそうだった。
何もかもを解放して、全てを彼に預けたかった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


