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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「だめ…じゃない」
快感に震える声で、泉夏は告げる。
「先生がいい。先生とがいいの。先生とじゃなきゃ嫌-」
左の乳房に伝った秀王の手に、自らのそれを重ねる。
せめて言い終わるまでは、何かをするのを待って欲しかった。
でないとすぐに快楽に溺れてしまい、最後まで言えなくなってしまう。
「先生以外は欲しくないけど。でも…恥ずかしくなったの。だって先生が触れる前から、もう…。きっと先生、凄くびっくりした。それを思ったら、急にとっても恥ずかしくなってしまったの。もう泣きたいくらいに。せめてこれ以上は恥を掻きたくないから-」
-『もうやだ』って、言った。
触れてもらうのは、とてつもない幸福に満ちていた。
でも触られると、どうしても反応せずにはいられない。
どうしていいか分からなくなる。
だから-。
「確かに驚いた。とても」
漏らされた彼の一言に、泉夏の頬はみるみる熱を持つ。
心配していた通りの展開となり、本気で泣きたくなってしまう。
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