この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「恥ずかしがることなんて何もない。だって俺は嬉しがってる。そんな泉夏を見たい。そんな泉夏の声を聞きたい。『もういい』だなんて言わずに、もう少し泉夏に触れさせて。俺に触れてもらって『嬉しい』って、泉夏にもっと感じて欲しい」
頬を撫でられ、その指先にさえ身体が過剰に反応する。
泉夏が恥らっていると、彼の指は顎を伝い、首筋へ走る。
首から鎖骨を超え、胸元へ過ぎ、やがてその頂に到達した。
期待に先端は硬くなるが、そこは目的地までの通過点に過ぎないらしかった。
ほんのひと撫でして、秀王の手は泉夏の曲線を描く腰へと移動した。
腰からそして腹部へ向かった彼の指に、泉夏は震えた。
「先生はちっとも乱暴になんかしてない。だから-」
急いで続きを言おうとしたのに、それは熱い吐息へと変化した。
先程までの快楽を記憶している部分が、数度弄られただけで脳に継続的に訴えてくる-『とっても気持ちがいい』と。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ