この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
「恥ずかしがることなんて何もない。だって俺は嬉しがってる。そんな泉夏を見たい。そんな泉夏の声を聞きたい。『もういい』だなんて言わずに、もう少し泉夏に触れさせて。俺に触れてもらって『嬉しい』って、泉夏にもっと感じて欲しい」
頬を撫でられ、その指先にさえ身体が過剰に反応する。
泉夏が恥らっていると、彼の指は顎を伝い、首筋へ走る。
首から鎖骨を超え、胸元へ過ぎ、やがてその頂に到達した。
期待に先端は硬くなるが、そこは目的地までの通過点に過ぎないらしかった。
ほんのひと撫でして、秀王の手は泉夏の曲線を描く腰へと移動した。
腰からそして腹部へ向かった彼の指に、泉夏は震えた。
「先生はちっとも乱暴になんかしてない。だから-」
急いで続きを言おうとしたのに、それは熱い吐息へと変化した。
先程までの快楽を記憶している部分が、数度弄られただけで脳に継続的に訴えてくる-『とっても気持ちがいい』と。
頬を撫でられ、その指先にさえ身体が過剰に反応する。
泉夏が恥らっていると、彼の指は顎を伝い、首筋へ走る。
首から鎖骨を超え、胸元へ過ぎ、やがてその頂に到達した。
期待に先端は硬くなるが、そこは目的地までの通過点に過ぎないらしかった。
ほんのひと撫でして、秀王の手は泉夏の曲線を描く腰へと移動した。
腰からそして腹部へ向かった彼の指に、泉夏は震えた。
「先生はちっとも乱暴になんかしてない。だから-」
急いで続きを言おうとしたのに、それは熱い吐息へと変化した。
先程までの快楽を記憶している部分が、数度弄られただけで脳に継続的に訴えてくる-『とっても気持ちがいい』と。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


