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桜の季節が巡っても
第15章 蜜夜の春
またしても緊張は緩和されるが、自分のとるべく行動が定まらず、秀王は困惑してしまう。
自分を嫌がってない事は、心の底から安堵している。
そもそもここまで行為を進め、まさにこれからと言う時の拒絶は-かなり厳しかった。
立ち直れないどころの話ではない。
だからはそれ自体は本当に、良かったのだけれども。
ではどうすればいいのか-正直、お手上げ状態だった。
こんな事をあまり口にはしたくないけれど-自分達に残された時間は多くはなくて。
色々な意味でも出来得る限り、彼女が何を思ってこんな事をしているのかが知りたかった。
分かりさえすれば、対処の仕方があるはずだから。
「…嬉しくて」
泉夏-名前を呼ぼうとしたところ、彼女の方から呟いた。
顔を隠す手はそのままの泉夏を、秀王は息を潜めて見守る。
「三年間片想いをしていた先生とまさか…こんな」
後が続かない。
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