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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
縋る細い腕が、いつも愛しくて仕方がない。
自分を-自分だけを頼る、彼女の白い手。
この手はいつまで自分を頼りにしてくれるのだろう。
いつまでだって。
叶うなら永遠に。
いつまでも、ずっと、自分を頼ってきて欲しい。
自分だけを頼って欲しい。
大それた願い?
重なったままの口唇の端から突如、呻き声が上がった。
秀王は、泉夏から静かに唇を離した。
目の前の彼女を窺えば-細い眉が顰(ひそ)められたその面は、如何にも苦しそうだった。
『呻いている』-しかしそう聞こえたものは、実際は少し異なった。
下着を取り除かれた秘部へ侵入した指に、泉夏は切なく反応していた。
茂みの奥に隠れた濡れそぼつ割れ目をその筋通りになぞられ、大袈裟なくらいに腰が動く。
既に十分潤うそこに秀王の指先は誘(いざな)われ、難なく彼女の中へ潜んだ。
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