この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「あ、いやぁ…」
小さな肉の突起の上に宛がわれた、彼女自身の指先。
そこに自ら微弱な振動を与えながら、泉夏は悩ましく身体をくねらせる。
重ねられた彼の手が有無を言わさず、彼女にその動きを強要していた。
彼によって操られた泉夏の指は、自分を慰めざるを得ない。
「いや…だめ」
羞恥から、泉夏は必死に首を振る。
触った事がないとは言わない。
でも自分自身の意思でも、こんな風にする事なんて滅多になかった。
今まで共に過ごしてきた数少ない夜。
彼がそこに触れる事は当然あったけれど、自分はない。
彼が自分に強要するなんて、有り得なかった。
なのにどうして今、こんな事をさせられているのだろう。
寄せては返す快感の波に翻弄されながらも考えるが、答えは見付からない。
小さな肉の突起の上に宛がわれた、彼女自身の指先。
そこに自ら微弱な振動を与えながら、泉夏は悩ましく身体をくねらせる。
重ねられた彼の手が有無を言わさず、彼女にその動きを強要していた。
彼によって操られた泉夏の指は、自分を慰めざるを得ない。
「いや…だめ」
羞恥から、泉夏は必死に首を振る。
触った事がないとは言わない。
でも自分自身の意思でも、こんな風にする事なんて滅多になかった。
今まで共に過ごしてきた数少ない夜。
彼がそこに触れる事は当然あったけれど、自分はない。
彼が自分に強要するなんて、有り得なかった。
なのにどうして今、こんな事をさせられているのだろう。
寄せては返す快感の波に翻弄されながらも考えるが、答えは見付からない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


