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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
『大丈夫』だと言わせる事など、途中どうでも良くなっていた。
自分の陰核に愛撫を加えながら、それに感じまくってる彼女の淫らな姿。
射精する寸前まで追い詰められながら、激しく彼女を攻め続けた。
『あの時の彼女』を思い出し、秀王は断言した。
「いつだって『大丈夫』で『もっと』なはずだ」
「ん…あっ、しゅう…っ」
「それをすぐに言わない泉夏が悪い」
「しゅう…っ」
「意地の悪い事をされたとしても…泉夏は嫌がってない」
「ああぁ…っ」
深々と挿さった男根に、泉夏は仰け反った。
今夜は限界まで愛するつもりなのだから。
果てなく愛して欲しいのだと、彼女からも求めて欲しいだけ。
恥ずかしさも、迷いも、一切いらない。
もう何も。
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