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桜の季節が巡っても
第16章 永劫の春
「…私も先生を探す為に、あの場所にいた?」
泉夏は、はっとする。
「先生と出逢う為に、普段は落としようがないコンタクトを私は探していたの?」
秀王は彼女の問いを曖昧な笑みでかわした。
「前も言った事があるけれど。俺は泉夏と出逢う十年も前から、神様に足留めされていた。いつまで待つのか。そろそろいいのではないか。待って、待って、待ち続けて…そして四年前のあの日。この場所で、ようやく出逢う事を許された」
やっと出逢わせてくれた。
最愛のひとに。
彼女に巡り合ったのは、必然。
『そういう出逢い』はある-身を以(もっ)て、自分は確信した。
「俺は運命だと思ってる」
秀王は、隣りの彼女を見た。
「泉夏は、俺の運命の女だ」
泉夏の心は一瞬にして、彼に奪われてしまう。
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