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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
「…私の何をそんなに知りたいんだ。自分で言うのもなんだが、面白い事なんて-」
-何もない。
秀王は首を傾げる。
「先生が必要以上に隠すから、ありもしない噂が次々駆け巡るんですよ~」
「別に隠してなんかいない」
「なら、教えてくれますよね」
してやったり-麻衣は満面の笑み。
「…一つだけなら」
抵抗する気も失せ、秀王は遂に了承した。
「質問に一つ答えて、今日は終わりにしよう。…それでいい?」
彼の言葉に、泉夏は紅潮した頬で二度、頷く。
まさかの有り得ない展開に、なんて言ったらいいか分からない。
嬉しいなんて一言じゃ、全然足りない。
「泉夏良かったね。有栖川先生、何でも丁寧にくわ~しく、教えてくれるってよ~」
親友をたきつける麻衣に秀王も、最早怒りよりも苦笑いするしかない。
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