この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
でも。
いつもの如くまた良くない方向に行きかけた思考は、どうにか抑える事が出来た。
大樹も普段通りだと言っていたし、何でもないのだろう。
もしかしたら、誰かのお見舞いとかいう事もあるし。
「何?」
泉夏の視線に龍貴は答える。
「…なんでもない」
魅入っていた自分を恥じるように、急いで目を逸らす。
「何?」
知ってるくせに、龍貴は訊いてくる。
「…だから。お願いだからあんまり密着しないで」
「なんで?」
「…なんか、ぞくぞくくるって言うか」
「へえ?」
龍貴は言って、唇を接近させた-彼女の耳元に。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ