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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
けれど。
そういう事に非常に敏い龍貴は、悪そうな冷たい微笑みを湛えた。
「食べる?伊東君?」
フォークを差し出す。
「え?いや、そんな…!」
龍貴の申し出にあたふたする大樹だったが-心なしか、彼の顔は赤い。
「あ、そう。じゃあ帰って早く寝たいから、やっぱ俺が食べるね」
大樹の返事が終わらない間(ま)に、龍貴は冷めたパスタを巻き取り、口に入れた。
「あ…」
気落ちした大樹の声。
「なに?」
鈍い部類に入るのか-泉夏は、やっぱり分からずにいる。
そんな彼女にも、龍貴は苦笑いするしかないが-中学生でもあるまいし、自分のように全く気にしなければ気にもならないわけで。
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