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桜の季節が巡っても
第4章 予兆の冬
そして。
ガムのお礼-いつもの自信に満ち溢れた笑顔を大樹達に残し、店を後にした。
その微笑みに、大樹は瞬時に心奪われたようだった。
ファミレスの中でも結構遊んでるなと思う節はあったが、帰りの車内でも龍貴の話題は専ら大樹の事だった。
からかいがいがあるよな-ようやくありついた煙草を吸いながら、龍貴は言った。
『…虐め過ぎ』
笑えず、注意する。
『あんまり純粋だからつい。悪気はない』
どうだか-泉夏は疑いの目を向けた。
そんな泉夏に、龍貴は面白そうに話題を振った。
『泉夏。伊東君お前の残した料理、食べたかったの知らないだろ』
『ええ??』
-あの冷めきった食べ残しを?
声が裏返ってしまう。
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