この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
目を細め桜を見る。
桜色から緑へ-来年まで、お別れ。
花は再び咲いてくれるけれど、でもあなたは-。
また同じ事を考えてしまう-頭を切り替える。
「食べよ」
泉夏は箸を取った。
麻衣も小さく笑い、頷いてパンの袋を開けた。
「…元気かな」
「え?」
「元気かな、先生」
「うん、きっと」
「なら、私も元気になろ-」
嘆いたって、あなたがもういない事実は覆せない。
ならせめて、あなたがこの街のどこかで元気でいてくれますように。
私も同じように元気を出そう。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ