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桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
『『お兄さん』として、泉夏の事をお願いしておきたいし?』
『…私、伊東君の連絡先知らないけど』
『え、そうなの?』
龍貴は本気でちょっと驚いたようだったが、やがて、
『麻衣ちゃんは?彼女は知らなくても、友達伝って分かる気がする』
『…訊いてみる』
実際麻衣は泉夏よりも交友が広いので、大樹の友達の友達の電話番号を知っており、そこから連絡をとってくれた。
『喜んで行くって言ってるよ』
駅周辺にその友達といたらしく-麻衣からラインが来たのが、一時間前。
「伊東君、久し振り」
龍貴は斜め右向いの大樹に声をかけた。
「あ、はい。お兄さん、こんにちは」
何回か会っているものの、やはり緊張はするらしく、焦って頭を下げている。
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