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桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
「いや…あの、座りたいって言うか」
その場の誰がどう見ても、滅茶苦茶座りたそうな雰囲気を醸し出している。
泉夏も思わず苦笑いしてしまう。
「伊東君が座ってくれないと、他の二人のお友達が座れないよ?」
龍貴に促され。
大樹は赤い顔を持続したまま、ようやく泉夏の左隣りに着席した。
「…俺達も来て良かったのかな、嬉しいけど」
大樹が訊いてきた。
泉夏は微かに目を細め、頷いた。
麻衣と三人の予定だったのだが、龍貴が提案してきたのだ。
『どうせなら伊東君も誘ったら?』
『え、どうして?』
『大勢で楽しくしてる方が、今のお前にとってはいいんじゃない?泉夏に逢いたいはずだし、二つ返事で駆けつけると思うけど』
『…』
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