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桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
あのファミレスでの一件以来、明らかに大樹は積極的になった。
龍貴に触発され、相当やる気?になってるように見える。
連絡先なんてお互い一年間知らなかったのに、次の日早速教えて欲しいと言われたぐらいだ。
大学でのランチも一緒にとる事が増えたし、休日に友達を交えての遊びにも誘われる頻度が高くなった。
用もなく、電話は流石にまだかけてはこられないようだが、たまにはラインも送られてくる。
「流川、夏休み中も会ってくれる?…あ、勿論、みんなでって意味だけど!」
大樹は再び、自身の発言に焦っている。
泉夏は思わず、吹き出してしまう。
途端。
大樹にびっくしたような顔をされ、慌てて口元を押さえる。
ごめん-謝ろうとして、今まで見た事のないような彼の柔和な眼差しに繋がった。
泉夏の胸が思わず、高鳴る。
「流川、やっぱ笑ってる時が一番かわいいよ。もっと元気になってもっと笑顔を見せてよ」




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