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桜の季節が巡っても
第5章 別離の春
「龍…?」
「うん」
「ううん、そうでもないよ。会ったのは皆でファミレス行った時以来だし。電話もこない。メールはたまにくるけども」
「どんな?…あ、ごめん!いや、なんでもない」
慌てて大樹は付け足した。
泉夏は笑う。
「大丈夫か?少しは元気になったか?って」
「あ、そうなんだ…優しいね」
うん-泉夏は深く首を振った。
相変わらず、龍貴は優しい。
仕事だって凄く忙しいだろうに、いつも何気に気にかけてくれている。
いつまでも心配かけてないで、私も前に進まないと-。
「やっぱりお兄さんって、そこら辺の男よりも断然かっこいいよね、どんな事でもそつなく熟してる感じ。そういう話聞くと正直、へこたれそうになる」
でも、流川の事だけは絶対に負けたくない-大樹は麻衣達には届かないよう、顔を寄せて呟いた。
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