この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第1章 心恋の春
「政府から極秘に依頼を受けて、なんかすんごい薬を開発中とか。もう少しでなんかすんごい研究結果を発表出来そうで、それを世界中の国が欲しがってて狙われてるとか。身の安全の為にSPが24時間張り付いているとか」
「なにそれ!」
泉夏は速攻で肩を震わせた。
「それ、麻衣の作り話?」
端からまるで信じてない泉夏の様子に、麻衣はむきになってまくし立てる。
「いや違うってば!馬鹿馬鹿しく思えるけど、ほんとにそういう噂があるんだって!この間偶然、地元の高校の先輩にカフェテリアで会ってさ、泉夏の為に私色々と聞いてあげたんだから」
「ありがと…でもさあ、それ全部嘘でしょ」
「漫画か!って私も思うけどさ。けどあの有栖川先生だよ、なんか強ち嘘でもないような気がしてこない?」
「う~ん…」
確かに、あの有栖川先生だけど。
けど、やっぱりかなり無理がある-泉夏は曖昧に笑うしかない。
「なにそれ!」
泉夏は速攻で肩を震わせた。
「それ、麻衣の作り話?」
端からまるで信じてない泉夏の様子に、麻衣はむきになってまくし立てる。
「いや違うってば!馬鹿馬鹿しく思えるけど、ほんとにそういう噂があるんだって!この間偶然、地元の高校の先輩にカフェテリアで会ってさ、泉夏の為に私色々と聞いてあげたんだから」
「ありがと…でもさあ、それ全部嘘でしょ」
「漫画か!って私も思うけどさ。けどあの有栖川先生だよ、なんか強ち嘘でもないような気がしてこない?」
「う~ん…」
確かに、あの有栖川先生だけど。
けど、やっぱりかなり無理がある-泉夏は曖昧に笑うしかない。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


