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桜の季節が巡っても
第6章 落涙の夏
でも今、気がついた。
私、あなたにずっと触れて欲しかった-。
カウンターを横切り、閲覧室を出る。
ついさっきは足取り重く上ってきたスロープを、今はどきどきしながら下ってる。
しかも、あなたと。
掴まれた手首が、どんどん熱を帯びてきている。
熱い。
熱くて。
疼いてしまって、辛過ぎる。
手も。
心も。
私、もう泣いてない。
私、ひとりでもう歩けるから。
どうかお願い、離して-楽になりたい。
でも、離しても欲しくない-苦しいままでいいだなんて。
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