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桜の季節が巡っても
第1章 心恋の春
「そんな事するわけがない」
我に返った准教授は少し怒ったように言い。
自らの荷物を抱え、教室の扉に向かった。
泉夏も急いで席から鞄を取って来て、後を追う。
「先生、あの…」
許しを請おうとした泉夏よりも先に謝ってきたのは-秀王だった。
「済まなかった」
「え?いえ、今のは私が-」
「いつも講義の終わりによく質問しに来てたから。私の教え方が足りないのだろうと、これでも色々と工夫してみたつもりなんだが…この夏休みでもっと精進しておくから、猶予が欲しい」
「いえ、それは…!」
-先生のせいじゃなくて。
ただ単に、自分自身の不純な動機のせい。
ただあなたと、一言でいいから話がしたくて。
ただあなたを、少しでも側に感じていたくって。
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