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桜の季節が巡っても
第1章 心恋の春
「覚えて…?」
こんなの、全くの予想外だった。
気が動転してしまって、思考が全く働いてくれない。
大勢の新入生の中の一人に過ぎないのに。
こんな風にわざわざ声に出してまで、まさか伝えてくれるだなんて。
夏がきてもまだ、あなたの記憶に私をいさせてくれたの?
覚えていてくれたの-その答えはくれなかったが、その双眸は否定していなかった。
「また、後期に。ちなみに私は大学と家の往復でほぼ休みなしだ」
有栖川准教授の姿が廊下を曲がり、完全に見えなくなったところで。
泉夏は堪え切れずに涙を、零した。





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