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桜の季節が巡っても
第9章 邂逅の春
ほんの僅かの時間(とき)を過ごせば、次に訪れるのは逢えない長い期間。
やっとまた短いひとときが訪れれば、再び長い長い間をひとりきりで過ごし。
延々、その繰り返し。
逢える。
逢えない。
逢える。
逢えない。
逢えた。
もう、逢えない-…。
どうしたらいいの。
怒ってくれたらいいのに。
いつまでこうしてるつもりかと。
優しさから言い出せないのであれば『もう遅くなるからそろそろ帰った方がいい』-やんわり断ってくれればいいのに。
いっそさよならを先に言って、ここから去ってくれれば。
そしたら私は、もう帰るしかない。
そしたら私は、ここから動くしかなくなるのに。
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