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第9章 邂逅の春

あなたはどれもしない。
あなたは絶対にそんな事をしない。
駅の入り口に佇む私の横で、何も言わずにずっといてくれる。
ごめんなさい。
ごめんなさい、先生。
私やっぱり、先生が好き。
諦められなかった。
諦めてきてるつもりだった。
でも、昨日と今日ではっきり分かった。
私やっぱり、あなたが好き。
好きで。
好きで。
どうしたらいいか－分からない。
好き過ぎて、ここからどうしても離れられない。
あなたから離れたくない。