この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
こんなに釣り合ってないのに。
報われないのに。
そんな恋をするなんて。
私-…。
熱い涙が頬を伝い、スカートの上に大きな染みを作ってゆく。
「…え?」
運転中の脇見は事故の元だと重々承知の上。
それでも龍貴は、左隣りの彼女の様子を二度見ずにはおられなかった。
「え、え!?」
うわ、最悪!-思ったものの、国道を走っている最中に急には車を停める事も出来ない。
「え、何?俺?俺なの??」
身に覚えがあるようなないような-いつもは見慣れた明々と灯るコンビニの看板も、この時ばかりは龍貴にとって神の助けに思えた。
普段は滅多にない少々荒っぽいハンドルの切り方で、素早く駐車場に入る。
幸いにも駐車スペースが広々ととってあるコンビニだったので、遠慮なく店から一番遠い人気(ひとけ)のない場所に停めさせてもらう。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ