この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第13章 相愛の春
「…そのままの意味だ。彼女を今日連れて来てもらった。感謝すればこそ、お前を裏切るような事は絶対出来ない」
裏切るような事?-龍貴の口元が吊り上る。
「有栖川先生は、俺を裏切るような事を泉夏にしたかったの?」
-それとも、もうしちゃった?
龍貴は一笑する。
「何しに?何しにここへ?」
龍貴の揶揄をかわし、秀王は刺すように彼を見た。
「彼女とはきちんと話をして終わった。彼女はちゃんとお前に返した。俺は明日にはいなくなる。それ以上何が望みだ?わざわざ、ただ嗤う為に来たのなら-」
-なら、帰って欲しい。
秀王は吐き捨てた。
なら早く彼女を連れて、今すぐに。
自分の目の前から永遠に。
見せつけられるくらいなら、もう見たくない-。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ