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桜の季節が巡っても
第13章 相愛の春
泣きたくなる想いをひとりでずっと抱え。
受け入れてもらえないのを承知で。
それでも自分に気持ちを伝えてくれた彼女。
言い訳ばかりして、自分だけいつまでも逃げてるわけにはいかないと思った。
最後くらいは、せめてその彼女の勇気にだけは並びたい-そう思った。
だから『好きだ』と、最初で最後の告白を。
「忘れてしまった?」
再度、耳元で囁かれ。
全身の力は奪われ。
泉夏はしなだれかかるように、彼に全てを預けるしかなかった。
「教えて、泉夏」
答えようとするものの、彼の吐息が更に強く深く耳に触れ、身体が言う事をきいてくれない。
ただ黙って腕の中にいるだけの彼女に、秀王はもどかさしさを募らせる。
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