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桜の季節が巡っても
第13章 相愛の春
いきなり怒鳴られ。
突然泣かれ。
訳が分からず。
故に対処の仕方が分からず-秀王はただ佇むしかない。
「か…帰れってどういう事?なんでそんな事言うの?さっき来たばかりなのに。逢えたばかりなのに-」
-なのにどうして、そんな事。
泉夏は茫然として、呟く。
やっと、逢えたのに。
やっと、好きだって言ってもらえたのに。
やっと、抱き締めてもらえたのに。
やっと、キスしてもらえたのに。
やっと、ずっと一緒にいられるのに。
明日また遠い場所に行ってしまうあなたなのに。
だから、明日の朝まで一緒にいたいのに。
せめて、今夜ぐらい一緒にいて欲しいのに。
それだけを思って、ここに来たのに。
あなたは-そうは思ってくれてないって事?
突然泣かれ。
訳が分からず。
故に対処の仕方が分からず-秀王はただ佇むしかない。
「か…帰れってどういう事?なんでそんな事言うの?さっき来たばかりなのに。逢えたばかりなのに-」
-なのにどうして、そんな事。
泉夏は茫然として、呟く。
やっと、逢えたのに。
やっと、好きだって言ってもらえたのに。
やっと、抱き締めてもらえたのに。
やっと、キスしてもらえたのに。
やっと、ずっと一緒にいられるのに。
明日また遠い場所に行ってしまうあなたなのに。
だから、明日の朝まで一緒にいたいのに。
せめて、今夜ぐらい一緒にいて欲しいのに。
それだけを思って、ここに来たのに。
あなたは-そうは思ってくれてないって事?

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